入野医院(大阪 難波駅5分)
多発性硬化症センター

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京都民医連中央病院
神経内科(京都・JR円町駅5分)


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担当:西口(ニシグチ)

治療法選択の原則

ベタフェロンで効果不十分の場合の治療

ミトキサントロン (ノバントロン)

欧米で活動進行の強い場合に承認されている。
進行抑制効果が強い、障害進行やMRI病巣増加を抑制する。
抗白血病薬である。副作用(女性8人に一人不妊症)に注意要する。
2年間にわたり3カ月に1回、少量投与する治療。
6ヶ月間のみ、月1回点滴する場合もある。
日本では利用難しいが、入野医院、京都民医連中央病院では可能。

タイサブリ (治験を計画中)

人化抗インテグリン・モノクローナル抗体、月一回点滴。 非常に効果強く、副作用もあまりないと報告。 悪い炎症細胞が脳の血管に接着できず、進入しないため脳脊髄の病巣を抑制。 PML(進行性多巣性白質脳症)が4000人中の3人に発生し発売を自主中止した。

3人ともインターフェロンかインムランとの併用をしていた、
タイサブリ単独使用例は副作用なし。
  ⇒再使用が許可され、2万人(2007年夏で)が利用している。 2008年に日本でも治験で利用可能になる可能性が高い。

FTY720 (治験が始まっている)

経口薬、一日2回服用。 インターフェロンの2倍程度有効で非常に有望な薬。 米国での治験で約200人に用い有効で安全。 今年から全世界で3000人余りを対象に治験を開始。 11月から日本で治験開始。

定期メチルプレドニゾロン・パルス療法

ソルメドロール1000mg点滴、5日間、3月に1回、定期反復。 長期の継続でMRIでの脳萎縮の進行抑制が報告されている。 インターフェロンでも進行の有る方、使えない方に利用している。

アザチオプリン (イムラン)

軽度有効だが、副作用もあり、インターフェロンが使えない時にのみ選択。

ガンマグロブリン大量点滴 (治験が始まっている)

月1回点滴、または2月に1回点滴。
現在日本で治験中、再発の多いタイプに効果ある可能性。
再発が過去1年に2回、その前年に1回ある患者を対象としている。
MS全体では有効性の証明不十分。

日本の健保で未だ利用できない薬物(個人輸入は可能)

再発寛解型への薬物(欧米では承認)

インターフェロンβ1a(レビフ) 皮下注、 3 回 / 7日
グラテイラマー・アセテイト(コパキソン) 皮下注、 1 回 / 日

進行型・重症型へ試験的に利用される治療

低用量メトトレキセート
軽度有効との報告があるが、大規模試験での確認が待たれる。
エンドキサン
有効性は一部の小規模オープン試験で主張されているが、
大規模な盲検治験では証明されていない。

対症療法

中枢神経に病巣が出来たために生じる色々の症状を軽減する目的で様々な薬が使われる。
症状としては:
痛み、しびれ感、痙攣、ツッパリ、頻尿、尿失禁、筋力低下、倦怠感、ふるえ、精神症状など。

リハビリテーション・装具(略)

機能回復には、早期からの専門的リハビリの開始と、リハビリの仕方を学習し自由時間を使って自らが反復することが非常に重要。
新しい機器、装備の開発が進んでいる。




大阪の入野医院と京都民医連中央病院での多発性硬化症(MS)の専門医療